欧米では、教育における芸術の可能性を実証する動きが先行しています。アメリカでもオバマ大統領が、子供たちに対して知識と同様に物事をクリエイティブに考える能力を養う芸術教育への再投資を掲げました。グッゲンハイム美術館では、公立小中学校との連携授業で、受講した子供たちの読み書き能力や論理的思考力、問題解決能力が向上したことを報告しています。わが国でも京都造形芸術大学、武蔵野美術大学でも幼児教育にアート鑑賞を採り入れる研究が盛んに行われています。フクフクプラスはこの可能性に着目し、障がい者アートの特徴を活かした、知育型の親子向け対話型アート鑑賞法を開発しました。

革新的な知育型アート鑑賞法

フクフクプラスは、すでに高い評価を得ているビジネスパーソン向け対話型アート鑑賞法を子ども向けに改良した、知育型の対話型アート鑑賞法を開発しました。これまでのアート鑑賞の概念を変える、自発的で能動的なアート鑑賞法です。アート鑑賞を親子で楽しく体験することが可能になりました。
知育型アート鑑賞法は少人数で実施します。参加者はアートを囲むように座り、アートコンシェルジュがさまざまな質問を投げかけながら鑑賞を進めます。親子で自由に語り合い、考えたアイデアを描き、発表することにより、「創造的思考力」「観察力」「コミュニケーション能力」などが高められます。
また、親子で参加することにより、これまで知らなかった子どもの個性を発見することができます。さらに、親子で力を合わせて考えることにより、お互いの信頼感を深めることにつながります。
アートをじっくり観察することから想像力を引き出します。

アートをじっくり観察することから想像力を引き出します。

さまざまな質問を投げかけて問題解決能力を高めます。

さまざまな質問を投げかけて問題解決能力を高めます。





教育的な効果を生むアート鑑賞

親子の絆を高めるワークショップ[暗闇のお買い物]

親子の絆を高めるワークショップ[暗闇のお買い物]

親子で力を合わせてアートになりきるプログラム。

親子で力を合わせてアートになりきるプログラム。

アートには答えがありません。鑑賞者それぞれの意見が等しく扱われることで、子どもたちの自己肯定感を育みます。そして他者の意見を受け入れる協調性、発見したことを人に伝える論理思考力や問題解決力など、知識偏重型教育にはない多様な効果が得られます。
イギリスのアーティストやクリエイターを学校に派遣する「クリエイティブ・パートナーシップ」では、55万人の子供たちが参加した結果、成績が不参加の子供たちを上回り、全国平均も上回る結果を出しています。アメリカのグッゲンハイム美術館では、公立小中学校との連携授業で、受講した子供たちの読み書き能力や論理的思考力、問題解決能力が向上したことを報告しています。 わが国においても京都造形芸術大学、武蔵野美術大学でも幼児教育にアート鑑賞を採り入れる研究が盛んに行われています。

東京工芸大学 教授
脳が脱皮する美術館プロデューサー
福島 治
福島 治

[ 実施の手順 ]

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プログラムの実施

      
実施条件 :1グループ=7組(親1名+子ども1名)合計14名まで
実施時間 :100分
実施料金 :1グループ・・・・70,000円(税込)
     2グループ・・・140,000円(税込)
     3グループ・・・210,000円(税込)
参加者1組につき、アートポストカード5枚をプレゼント!
※ 東京都23区以外の場合は交通費をいただきます。

イベントページ作成料金 ・・・・・・40,000円(税込)
(当社サイトでのイベントページ作成&掲載、受付対応)
    



対話型アート鑑賞法とは

アートコンシェルジュがさまざまな質問を投げかけて鑑賞を進めます。

アートコンシェルジュがさまざまな質問を投げかけて鑑賞を進めます。

対話型アート鑑賞は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)が開発した美術鑑賞教育法のVTC(Visual Thinking Curriculum)をフィリップ・ヤノウィン氏がVTS(Visual Thinking Strategy)として発展させ、世界中に普及したものです。VTSは、すでに全米100以上の美術館や博物館で実施され、300以上の教育機関にも採用されています。
当社の対話型アート鑑賞は、VTSをベースとしながらフクフクプラスが独自に進化させたもので、障がい者アートの持つメンタル効果(実証実験にて検証済)を活かしたプログラムです。一般的な対話型アート鑑賞は美術館に出かける必要がありますが、当社は指定の場所にアートを持参しますので、いつでも、どこででも対話型アート鑑賞を行うことが可能です。
対話型アート鑑賞法は、これまでの知識を与えるだけの美術教育とは一線を画した自発的で能動的な鑑賞法です。作品を見て気づいたこと、想像したことを自由に語り合い、発表することにより、「創造的思考力」「観察力」「コミュニケーション能力」などが高められます。





脳はアート鑑賞で活性化します

参考文献:「エグゼクティブは美術館に集う」奥村高明(光村図書出版)

参考文献:「エグゼクティブは美術館に集う」奥村高明(光村図書出版)

アートを見ているときの脳の働きを調べると、風景画と肖像画を見ている脳は情報処理の場所が違います。アートをただ見て「美醜について判断しない」場合には静物画は物を見るための「視覚野」が働きます。風景画のときは場所を特定する「海馬榜回領域」、肖像画は「腹側紡錘状回」が働きます。
さらに、「これは美しいですか、醜いですか」といった判断をしながらアートを見ると、美しいと判断する場合は「眼窩前頭前野」や「島皮質」が働きます。いろいろなジャンルのアート鑑賞をするだけで、脳のさまざまな領域が活性化することが研究によって明らかになっています。

障がい者アートの特徴

障がい者アート
フクフクプラスが採用する障がい者アートは、見る人の心を自由にしてくれます。名画などと比べると固定観念がなく鑑賞でき、アートに対して純粋に向き合えるという効果もあります。当社は障がいのあるアーティストと契約している団体と連携し、1万点以上ものアートからお客様のニーズに合わせたサービスをご提供しています。売上の一部がアーティストが所属する各団体に支払われ、障がい者の自立支援に活用されます。