「アイデア発想」セミナーと「対話型アート鑑賞」をセットにした「アイデア脳の育て方」の研修プログラムです。専門の知識を身につけたアートコンシェルジュ(ファシリテーター)が進行を行い、ニューヨークのエリートが美術館に通う理由やアートの持つ意外な力をお伝えしながら、対話型アート鑑賞の効果やアイデア発想のポイントを説明します。
「アイデア脳の育て方」はアイデア発想法を得るだけではなく、観察力、コミュニケーション力、多様性理解の向上にもつながります。プログラムに関しては、国際的なデザイン賞を多数受賞、長年に渡るデザイン教育やアイデアワークショップの実績を持つ当社の開発チームが設計を行っています。

発想力の枯渇を打破するために

アイデア脳の育て方5つのポイント

アイデア脳の育て方5つのポイント

意外な組み合わせで新しい発想を得る

意外な組み合わせで新しい発想を得る

近年の企業研修は、社員一人ひとりの個性を大切にしながら、個々の可能性を丁寧に引き出し、働き甲斐や自己肯定感を生み出す人材育成や人材活用が大切な時代になっています。
「発想力の枯渇」が商品やサービス開発の壁となっています。インターネットの普及により、大量の資料や情報を誰でも簡単に手に入れることができる時代です。同じような情報を論理的・理性的に情報処理すると、必然的に「差別化の消失」という問題を招くことになります。こうした現象は世界市場がグローバルになればなるほど広がり、「独創的なアイデアが生まれにくい」といった問題は、コンピューターや通信関連の先端的な製品から日用品の開発にまで及んでいます。
フクフクプラスは、アートの力をアイデア脳の育て方に活用しています。「対話型アート鑑賞」の当社独自の問いかけやユニークなアートの使い方により、参加者の発想や個性を引き出します。一人ひとりが違うことを大切にして、そこから新しい可能性が生まれる研修となっています。 売上の一部が、障がいのあるアーティストに還元されるフクフクプラス独自のCSV※型サービスとなっています。

[※]CSV(Creating Shared Value)とは「共通価値の創造」という意味です。CSRは例えば電機メーカーが森林再生プロジェクトを行なうなど、企業の事業とは関係のない社会貢献活動ですが、CSVは企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決し、「社会価値」と「企業価値」を両立させる考え方です。「社会的問題・課題解決のビジネス化」とも言われます。

プログラムの内容

デザイン思考などをわかりやすく説明します。

デザイン思考などをわかりやすく説明します。

一人ひとりの個性を楽しく引き出します。

一人ひとりの個性を楽しく引き出します。

アイデア脳の育て方セミナー
近年話題のデザイン思考の活用法も事例を交えながら、アイデア発想のポイントや対話型アート鑑賞の効果を分かりやすく解説いたします。
アートコンシェルジュの磯村歩は、富士フイルム時代にユーザビリティデザイングループ長として、ユニバーサルデザイン、新規事業、デザイン思考などを実践。退職後デンマークに留学し、ソーシャルインクルージョンの先駆的な取り組みを学びました。教育者としても桑沢デザインデザイン研究所において、学生たちを巻き込んだ「シブヤフォント」プロジェクトが桑沢賞、グッドデザイン賞などを受賞し、高い評価を得ています。

アイデア脳を育てる対話型アート鑑賞
フクフクプラス独自のユニークなアートの使い方で右脳のスイッチが入ります。アートコンシェルジュが投げかけるさまざまな問いに対して、全員が発表することで参加者同士のアイデアや考えを共有します。同じ質問に対しても一人ひとりの発想や感じ方が違うことが大切です。一つずつのアート鑑賞から何を学び、どのように仕事に活かしていくのかも丁寧に伝えます。それをポジティブに受け入れる柔軟性がアイデア脳を育て、多様性の理解にもつながります。
フクフクプラスが独自に設計した対話型アート鑑賞は、脳が一皮剥ける楽しい体験となり、創造的思考力、観察力、チームビルディングなどが身に付く革新的な人材育成プログラムです。

対話型アート鑑賞の実施方法

アートを囲みながら行う少人数の対話型アート鑑賞。

アートを囲みながら行う少人数の対話型アート鑑賞。

大人数の対話型アート鑑賞はグループに別れて実施。

大人数の対話型アート鑑賞はグループに別れて実施。

少人数での対話型アート鑑賞
フクフクプラスの対話型アート鑑賞法は、障がい者アートの持つメンタル効果(実証実験にて検証済)を活かした独自の多様性理解を学べるプログラムです。アートコンシェルジュ1人に対して10人以下の少人数で実施いたします。参加者はアートを囲むように座り、アートコンシェルジュがさまざまな質問を投げかけながら、対話を通して楽しく鑑賞を進めます。
対話型アート鑑賞は何を言っても否定されない空間をつくります。人それぞれ違うことをポジティブに受け入れられるようになります。障がいなどの有無に関わらず、人はそれぞれ価値観、考え方、感じ方が違うことを理解できます。


多人数での対話型アート鑑賞
多人数での対話型アート鑑賞は、4~5人のグループに分かれて実施します。アートコンシェルジュが複数枚のアートカードを使用しながら鑑賞を進めます。基本的には少人数の対話型アート鑑賞と同じ内容です。
このカードを使用する対話型アート鑑賞のメリットは、各グループ内のチームビルディングにもつながります。アートコンシェルジュは2名体制で行い、最大50名までの実施が可能です。詳しい実施内容は、電話もしくはメールにてご相談ください。

企業にとってのメリット

[アイデア脳の育て方に取り組むメリット]

◎正解のコモディティ化の突破口となる
◎ポジティブシンキングのきっかけとなる
◎チームビルディング意識改革が社員の信頼関係を醸成する
◎従業員の定着率にも貢献
◎人材育成が会社のCSRにもなる

このようにアイデア脳の育てることは、
経営上の成果につながる大きな役割を果たすものといえます。

多様な価値観やライフスタイルを持つ人材の雇用は、発想やアイデアの活性化につながるというメリットもあるため、プロダクトやプロセスにおけるイノベーション創出を目指す成長戦略として、多くの企業が取り組むようになりました。
しかし従来型の組織に慣れている従業員にとって、多様性を認めて受け入れることは容易なことではありませんでした。暗黙的な排斥が起きれば、環境 を整備したところで定着率を高めることは難しくなります。そのため、これを 補完する考え方として、インクルージョンが重視されるようになりました。インクルージョンは、一人ひとりが事業に参加できる機会を創出し、意欲を維持するマネジメント体制を整えます。

[ 導入の手順 ]

お問い合わせフォームより資料をご請求下さい。
メール、電話にて打ち合わせ[プログラムのご希望など]
プログラムの実施
お問い合わせフォーム [ 実施料金 ]
LGBTs、身障者、精神障害の3つのコースがあります。

◎多様性理解セミナー( 60分 ) +
 対話型アート鑑賞( 60分 ) = 120分〜
◎参加者1名につき15,000円(税込)
◎人数10名以上

※実施時間やプログラムの内容はアレンジ可能です。

対話型アート鑑賞「脳が脱皮する美術館」とは

東京工芸大学教授 ・ 福島治による企画監修でニューヨーク近代美術館のVTS(Visual Thinking Strategies)を範として、フクフクプラスが独自に開発した企業向け研修プログラムです。使用するアートは全て障がいのある人が描いたアートで、名画などと比べ、その匿名性や個性からアートの知識がなくとも対話しやすく、チームビルディング、新人研修、内定者研修などに採用されています。また身障者やLGBT当事者によるレクチャーと組み合わせたダイバーシティ研修や発想法を取り入れた新規事業研修など多種多様な企業ニーズに応え、現在20社以上、2,000人以上の導入実績を誇ります。

脳が脱皮する美術館のページへ