対話型アート鑑賞(2019/07/08)

ノーベル賞 受賞者を輩出した「東京工業大学」の「リーダーシップ教育院」(http://www.total.titech.ac.jp/)にて対話型アート鑑賞を実施致しました。各国から留学生を受け入れている本コースは、全て英語でプログラムが提供されています。当社も英語で進行をいたしました。また、プログラム終了後、学生自身がアート鑑賞を自発的に行える「Sticky Note Art Appreciation(付箋ワーク付アートレンタル)」も設置し、プログラムのフォローアップもできるものとしました。留学生の反応はとても良く、継続した実施に向けて準備を進めることとなりました。

 

学生の反応を以下に抜粋いたします。

・物の見え方や感じ方は、文化や経験、性格、心の状態から大きく影響を受けている。人を言葉だけで判断せず、言葉の障壁や経験の違いを考慮に入れる必要がある。この練習(対話型アート鑑賞 )はアートに限定されたものでなく、人がどのように多様なものの見え方をするのかを学ぶものだ。この学びは様々な人との関わりに生かしたい。

・多国籍の学生と対話をするとカルチャルインテリジェンス(文化の違いを超えて円滑にコミュニケーションを図る能力)に関する大きな気づきを得られた。

・いつも美術館は一人で訪問するが、今回のプログラム体験を経て、次回は友人や家族と行ってみたくなった。互いにアートに関する意見交換をすることで、楽しみ方が広がると思う。

・美術館の楽しみ方が変わってくると思う。これからは自分自身で問いを持って楽しみたい。

・アートを言葉で説明するセッションでは、視覚障がい者とのコミュニケーションにおける 大きな気づきを得られた。「何が描かれているか?」という客観情報だけでなく、自分自身が、 そのアートを観て何を感じたか?という主観情報も、アートのエモーショナルな部分を伝える上で大切なことだと思った。

・同じアートを観ているのにも拘わらず他者の視点の多様さを感じ取れた。アートはコミュニケーション活性化の有効なツールとなって多様な意見を引き出した。

・人は皆、多様な視点を持っていて、それを組み合わせていくことはとても有意義だと思った。物事や問題を異なる観点から見て、従来の文脈から取り出して見直すことが、大きな成果に繋がるかもしれない。

・アートはそれ自体が表現として価値があるだけでなく、ものの見え方の変化を促したり、鑑賞した感想を共有することによって他者への理解を深めたりすることを学んだ。

・物事は、どんなに単純に見えても始めは大きな枠で捉え、よく考え、観察し、注意深く対処することが大切だと思った。

・色々なアイディアを様々な人々から聞き、批判する前にまずは、理解をしようとする姿勢が大切だと感じた。コミュニケーション力を伸ばすことは、他者理解だけでなく、自分自信を向上させる上でも重要だ。

・自分とは全く異なる見方に遭遇することで、自分の中で何かが変化するのを感じた。自分のリサーチや研究に生かしたい。

 

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