
【対話型アート鑑賞】東京都・丹青社(2019/02/28)
2019年2月28日、株式会社丹青社さんの本社 クリエイティブミーツ内にて、社員様向けに対話型アート鑑賞を行いました。
今回の企画は、「美術」「美術館」「手話」「聞こえない人・聞こえにくい人」をキーワードに、さまざまな人たちがゆるやかにつながりだれもが楽しく豊かに鑑賞できる環境づくりを目指す、美術と手話プロジェクトさんと共に企画。
丹青社さんの職場にもいらっしゃる、耳の聞こえない社員の方も含めた対話型アート鑑賞を、手話通訳さんを交えて昼と夜の2回開催。
普段社内で顔を見ることはあるが、あまり話したことのない他部署の方や、上司部下の関係の方など、30人を超える方々に参加していただきました。
空間デザインを手がける丹青社さんの象徴とも言えるクリエイティブミーツの会場ともマッチし、とても有意義な時間となりました。
アートを鑑賞しながら行われる「対話型アート鑑賞」は、東京工芸大学 福島 治教授が監修する、フクフクプラス独自のプログラムです。アートの選定、アートコンセルジュからの問いかけにより、「創造的思考力」「マインドフルネス」「多様性理解」「逆転の発想」「自己理解」「傾聴力」「伝達力」等をグループでアートの鑑賞を通して培います。
美術館は敷居が高い。美術は自分とは遠い存在だ。との想いを払拭し、アート鑑賞をすることで得られる効果を体験していただけます。
「なぜそのように感じたのか?」感性、直感で感じた想いを、言葉にしていくことで、自身を知るとてもいいきっかけとなります。
みなさん、想い想いにご自身の感じたこと、経験に基づいた発言が溢れるように出てくるのが、この対話型アート鑑賞の大きな特徴。
他者の話を聴きながら、その人の想いに共感したり、自分の中から溢れてくる感情や言葉で、改めて自身を見つめ直したり、再発見したり。
最後は、参加された方の感想や本日の気付きをシェアしていただき、会を終了しました。