【対話型アート鑑賞】豊島区・目白福祉作業所(2018/11/02)

2018年11月2日の夕方、東京都・豊島区にあります「豊島区立 目白生活実習所 目白福祉作業所」さんにて、30名近い職員の方向けに、「脳が脱皮する美術館(対話型アート鑑賞)」を行いました。

 

対話型アート鑑賞は、一人ひとりの対話(発言)を保証するものであり、また人数が多いとアートが見にくくなってしまうこともあり、フクフクプラスでは、基本的には10名を1グループとしワークを行います。
今回は3グループに別れ、「脳が脱皮する美術館」を体験いただきました。

 

 

 

 

 

 

いつも一緒に働いている職員のみなさんでワークに参加。

アート活動もしている障がい者施設さんで、施設を利用されている障がいのある方のアートも使わせていただき、アートワークを行いました。

参加者のAさんからは

「私はこのアートを描いた利用者さんを知っているので、このアートの中に散りばめられてる水色のものは彼女の好きな水なのかな?と思いました。彼女は私に水を飛ばして「キャッキャ」と嬉しそうに笑ったり、水を触って楽しんでいることがあります。 私が初めてこのアートを見たときは、この散りばめられた水色のことになんか全く目がいかず、ただただ描けたことだけを褒めていた。集中してアートを見ることで、こんなにもたくさんの想いを巡らせるとは思いませんでした。アートを描いている利用者さん一人ひとりにもっと寄り添いたいと思った。」

との声をいただきました。

 

対話型アート鑑賞を通して、参加した方からは

「それぞれ十人十色という様に、考え方は違うということはわかっていたが、実際にこのワークを受けて、同じ物を題材として話す・聴くをすることでより考え方・捉え方は人それぞれだということを考え、知るきっかけになりました。」

「今までより、のびのび会議の場でも発言ができそうです!」

「自分ではなかなか出でこない様な発想が、他の人の話を聞くことで新しい発想が生まれてきて、自分の頭がとても柔らかくなった様に感じました!」

「自分の意見にとらわれず、広い視野を持てる様に意識していけそう」

「頭がとても柔らかくなた様に感じます。アートから色々感じたい!と積極的な鑑賞をする様になりました」

「色々な人の話を聞く中で新たなヒラメキが生まれる瞬間もあった。また、「そうそう!」と共感できたり「へー!確かに!」と共感できる箇所がとても多く、仲間との関係もより深まった」

「迷惑をかけない様に、、、他の人の邪魔にならない様に、、、と周りを気にしながら生活することが当たり前になっていた。しかし、今日はそんなことを考えずに心から楽しむことができた。子どもの頃は当たり前だったのに、大人になるにつれてなくなってきてしまった感情だ!と気づかせていただきました。」

「アート鑑賞を通して、人の価値観はそれぞれで、押し付けるものでも押し付けられるものでもないということが体感できた。私も私の意見を素直に発言していいということを感じた。私の意見に共感してくれる人、私の発言で新たな発見をしてくれた人。自分の発言が受け入れられる経験はぜひ多くの人にしてほしいと思った。」

抜粋で全てをご紹介できないのは残念ですが、とても多くの方に高評価をいただきました。

【職場内などのチームで、他者理解や発言をもっと増やすきっかけにとても期待がもてますね!!】

 

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以下、フクフクプラス関連情報を転載させていただきます。
(1)弊社アートサービス名「脳が脱皮する美術館」

 

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