
【対話型アート鑑賞】渋谷区・ビジネス交流会(2018/11/27)
2018年11月27日の早朝、色々な企業の社長さんや個人事業主の方で行っている朝活にて、「脳が脱皮する美術館(対話型アート鑑賞)」を,渋谷区内のカフェにて行わせていただきました。
早朝の仕事に行く前、普段あまり意識しないと気がつかない右脳と左脳の使い方。心で感じた事を言葉にして伝える(右脳→左脳)を実際に体験し、「伝える」事の大切さと、相手の話を真剣に聞く(このワークは特に他人の話を意識して聞きたくなる)事の大切さを体感していただきました。
1枚目に使用したアートはこちら
「フラワーハウス」
制作年不詳
530×455mm
アクリル、キャンバス
アーティスト情報はコチラ
今回1枚目に皆さんにお伝えした問いは「このアートを見て感じたこと、思ったこと、気になったこと、注目したことを教えてください」
導入として、「アート鑑賞」を固く、難しいものから、自分の感じたことを言っていい、思っていい。と体感していただくワークです。
- Aさん
「一番前に描かれているたくさんの花に目がいきました。とてもカラフルに描かれているので、楽しい雰囲気に見えます」
- Bさん
「とてもカラフルで、僕はこれを見た瞬間 こんぺいとう を連想した。色々な色が使ってあって、青色の花を見たときかな?形も こんぺいとう に似ていたから」
- Cさん
「うーん。。。 カラフルな絵だな。という感想です。」
- Dさん
「私はこの作者さんはどこからアートを描き始めたんだろう?と思いながら見ていました。とてもたくさんの花が描かれていたり、上の方には木や草がある。うーん。どこから描いたんだろう? あと、Bさんの意見を聞いたら、私も こんぺいとう にしか見えなくなって来ました^^ 可愛いですね」
- Eさん
「私は中央に描かれている道が、一体どこに繋がっているんだろう?と疑問になりました。家の玄関には繋がっていないし、どこからきてどこへ向かっているのか?あと、とても暖かいイメージがあります。こんなところに住んで見たいなとも思う。」
- Fさん
「僕は、この絵の下(花の描いてあるところの下)には海が広がっていると思うんです。この絵に描ききれなかったけど、大きな海が。常夏な島かな??こんなところで生活したいです!」
- Gさん
「この家には誰が住んでるんだろう?と気になりました。鏡餅みたいな帽子?をかぶったおばあちゃんが一人で住んでるみたいに見えるけど、お花を育てながら暮らしている明るい絵にも見えるけど、一人で誰とも関わらずに暮らしたいって思いも、この絵には含まれているのか?と感じました。」
- Hさん
「私はこの絵を見て閉鎖的な絵だなと感じました。入口、出口が全くないので、、、閉鎖的だなーと。」
- Iさん
「色々な人の話を聞いて、自分で考えていたことにプラスして、海や空も見えて来た。初めは色が綺麗だなーという程度だったが、色々なところが見えて来た」
- Jさん
「私はこれはとても綺麗な死後の世界で、おじいちゃんとおばあちゃんが見ている風景に感じた。仲良しのおじいちゃん、おばあちゃんが、幽霊になって現世で住んでいた自分の家を見て楽しく話をしているんじゃないかな?と思う」
下記、参加者の方からの感想を抜粋。
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カウンセラーさん
アートセラピーの観点でもとても楽しかったです。作品の選び方もいいですし、他のみんなの意見が聞けたのもよかったです!! ファシリテーターさんの、一貫した受容的な態度が、自由に何でも話してよいという雰囲気づくりにぴったりでした。 楽しいセミナーをありがとうございました。
保険営業マンさん
日頃、アートを鑑賞したりしないので、ホント楽しかったです!
直感力、集中力、モノの見方…なかなか自分ひとりでは磨けない分野も、このようなワークショップで絶対に磨けると思いました!
多くの人に新しい価値を提供できるチャンスだし、是非どんどん広めて欲し〜い。改めて息子と一緒に参加したいとも思いました。大人も子どもも楽しめる要素があり、今、まさにワーカーにとってアートが注目されている意味がわかった気がします。
弁理士さん
今回参加させてもらって、描き手が何を考え何の趣旨を持って描かれているのか、それは、ビジネスでも普段でも相手の気持ちを考えて行動する。と再確認できました! 定期的に開催されると、もっと楽しいかもと思いました! 童心に返ったように楽しかったです! ありがとうございました。
空間デザインさん
私はアートは最近、見方を変えてて これまでずっと、自由に見てたんだけど、最近はもっと作者の想いを知りたい!って思って、ミュシャとか必ず音声ガイドを聴いてたよ 聴きながらもだけど、聴いてなくても、引き込まれる絵の前にはじっくり立つタイプ。 でも、それを今日、1人じゃなくて、みんなで「対話」できたのが楽しかったし、新たな発見がありました! 今度、本当に外国の美術館みたいに、何人かで集合して公共の場でアート対話してみたい!アートの楽しみ方の幅が広がりました。
(1)弊社アートサービス名「脳が脱皮する美術館」
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